NPOスタッフの履歴書から学ぶキャリアガイド

NPOで働く現役スタッフに聞いた、「どうやってNPOに入ったの?」
なかなか知る機会のない、NPOに就職・転職するまでの流れを20代から30代の若手NPOスタッフの履歴書から読み解きます。
当情報誌はNPO就職・転職ガイダンスと連動して実施しております。
NPOスタッフの履歴書
- 坂本健さん – 明石錦城の園
- 宿院耕平さん – 兵庫県社会福祉協議会
- 浜口千絵子さん – 木口ひょうご地域振興財団
- 鈴木陵さん – シチズンシップ共育企画
- 國本隆史さん – 多言語センターFACIL
- 横堀ふみさん – DANCE BOX
- 二子麻依子さん – ワーク・ライフ・コンサルタント
- 岩元真吾さん – こうべユースネット
- 柏木輝恵さん – シーズ加古川
- 狩野仁未さん – コミュニティ・サポートセンター神戸
ご挨拶
私が就職活動を始めたのは2003年、21歳のときでした。
当時はNPOという言葉がまだ一般的ではなく、ボランティアと同じものだと思っていたので、NPOで働きたいと思っていてもどうすればよいのかがわかりませんでした。有名な求人サイトにNPOの求人が出ていることもなく、大学の就職課に求人が届くこともありません。NPOに就職したという友人の話も聞きません。
どうやって就職できるのか皆目見当もつかず、私自身も民間企業に就職しました。
それから2年後、ひょんなことから私はNPOで働き始めました。大学時代からの友人の小倉譲(現在、NPO法人しゃらく代表理事)を筆頭に自分たちでNPOを立ち上げたからです。
立ち上げの当時と比べて、今ではNPOで働いている人たちが増え、20代、30代の若いスタッフが大勢います。しかし、有名な求人サイトにNPOが求人を出すことは今もほとんどありません。
では、いま働いているスタッフたちはどんな経路でNPOにやってきたのでしょうか。私たちは自分たちでNPOを立ち上げたからこそ、こうやって働いています。しかし、ほかのNPOで働いているあの人はどうなんだろうか。こんな素朴な疑問からこの情報誌は生まれました。
インタビューを進める中で、NPOで働くためには、企業や行政とは異なるキャリアが必要だとわかってきました。それは、自らの専門性や働いている分野とは別に、全く異なる世界に属しておくこと。そのときに得た経験やつながりがNPOで働くきっかけになっています。
NPOとつながりを持ち、そこで活動することで働く場を得ています。ピーター・ドラッカー氏が提唱する「パラレルキャリア(現在の仕事以外にNPOなどで活動すること)」に通ずるものがあります。
当情報誌が、「NPOで働きたい」という一人でも多くの方の一助になれば幸いです。
生きがいしごとサポートセンター神戸西
センター長 小嶋新



